Episode 4病気に関する体験談

同じ病を抱える社労士さんと出会い、
パニックだった日々に
光が射しました。

妻ががんに。自分は肝炎に。
なにからどう考えればいいのか。

60歳の誕生日を迎えた数日後のある日、血液検査でC型肝炎に感染していることが判明。さらに同じ時期に、妻ががんを発症しました。自分自身の治療と、妻の看病、なにからどう向き合うべきか一気にパニックに陥りました。時給制なので、自分が仕事を休んではその分収入が減り、生活に支障も出る…。主治医の先生に相談してみたところ、週1回、社労士さんが病気と仕事の両立について患者さんをフォローするために病院に
来ているから相談して
みるといい。と
アドバイスを
いただきました。

相談した社労士さんも肝炎患者。
状況打開への道が見えてきた。

相談に行ってみると、なんと社労士さんご自身もC型肝炎の患者であることがわかりました。堰を切ったように口から次々とこぼれる悩みを、じっくりと聴いてくださったのをとても印象強く覚えています。まずは妻のがん治療を優先させること。そのうえで、自分がなるべく入院しなくてもいい治療方法を医師と相談すること。それでも体調が悪い日はやはりあるので、会社にも病状をきちんと話し、年次有給休暇をとりながら、自分も治療していく。という道筋をその場で立てていただきました。真っ暗だった目の前に光が射したように
思え、「絶対になんとか
しよう」と、闘志さえ
湧き上がっていき
ました。

会社に理解をしてもらいながら、
最適な働き方の模索へ。

時給制でも年次有給休暇があることすら知らなかったので、知識という面でも助かりましたし、何より心の支えができたように思えたのが本当に救いでした。会社にも事情を相談し、いまは妻の看病と仕事の両立に少しずつ取り組んでいるところです。C型肝炎という病気に対する誤解が会社側にあったりもして、なかなか課題も多いですが、
現在はなるべく収入を落とさない
方向で考えるという前提に
立ち、会社と一緒に
働き方を工夫している
毎日です。

社労士の声

病気を抱えている方が多く悩まれるのは、相談した際の会社での「風評被害」です。たとえば、感染しない病気なのに感染するんじゃないかと思われたり、どのくらい仕事を任せていいのか周りが悩んだりといったこと。この方は意志の強い方だったため、自分で病気に関する説明を会社にしたりと積極的でしたが、社労士としては、いかに会社側が病気について正しく理解しようとするかが、大切なことであると考えています。

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