社労士のSDGsへの取り組み

社労士制度は「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として1968年に創設され、爾来、我が国社会において、持続可能な労働社会保険諸法令・制度の実効性の担保に寄与するとともに、社労士(会)の活動を通じて、人の心に寄り添い、持続可能な企業づくりをサポートする専門家として、世界にも必要とされる普遍的な役割を果たしてきました。
2018年に制度創設50周年を迎え、全国社会保険労務士会連合会では、社労士制度の我が国社会におけるこれまでの役割とこれからのあるべき姿を見つめ、「人を大切にする企業」づくりから「人を大切にする社会」の実現へを大きな目標に掲げ、各種の事業を展開しています。

SDGs Sustainable Development Goals

2015年9月、国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」が採択されました。このアジェンダは、17の目標と169のターゲットで構成されています。国連に加盟する全ての国は、サスティナブルな社会の実現に向けて、2030年までに諸目標を達成するために力を尽くします。

連合会は、これまでも「人を大切にする企業づくり」と「人を大切にする社会の実現」を目指し各種の社会貢献事業を展開してきました。これらの事業はSDGsの目指す目標であるすべての人が健康で幸せに暮らせる社会、働きがいも経済の成長も両立できる社会の実現につながるものです。これからも社労士はすべての人の心に寄り添う労務管理と労働社会保険諸法令の専門家として皆様とともに明るい社会づくりに貢献していきます。

01働き方改革の推進

国内において、労働力人口減少の局面を迎え、また、働く人がそれぞれの事情に応じて多様な働き方を選び、将来に対してより良い展望を持てる社会の実現に向けて、企業において、働き方改革の実践が求められています。社労士は、労働環境の改善等の労務管理の相談、アドバイスを通じて、支援を行っております。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
  • SDGs 8 働きがいも経済成長も

02総合労働相談所

「総合労働相談所」は、労働時間、解雇、休日・休暇、セクハラ、賃金、労災など、労使間のトラブルや様々な悩みに対応する無料相談窓口です。全国47都道府県社労士会で職場での労働問題について社労士が相談対応しています。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
  • SDGs 5 ジェンダー平等を実現しよう

03社労士会労働紛争解決センター

「社労士会労働紛争解決センター」は、経営者と労働者の話し合いをもって円満解決を図る機関です。それぞれの意見を別々に伺ったうえで、適切な和解案を労働問題に精通した社労士が提案します。個別労働関係紛争(賃金不払い、解雇、出向・配転に関する紛争などの労働契約にかかる問題や職場内でのいじめ、嫌がらせなどの労働関係にかかる問題等)を取扱い、解決に導きます。

詳しくは「社労士会労働紛争解決センター」のページをご覧ください。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
  • SDGs 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • SDGs 8 働きがいも経済成長も

04街角の年金相談センター

「公的年金制度」は老後の生活を支える大切な社会保障制度の一つです。「街角の年金相談センター」は、日本年金機構からの委託を受けて運営しています。現在41都道府県、80ヵ所(※)で相談に応じています。年金の専門家である社労士が”対面“により親切丁寧な相談対応を行っています。
※2021年3月31日時点

詳しくは「街角の年金相談センター」のページをご覧ください。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を

05学校教育事業

「社会保障制度」は、私たちの生活を守るセーフティネットの機能を持っています。子どもたちに社会保障制度の意義、支え合いの理念等を理解させることは、とても重要なことだと考えます。社労士は、学生が社会に出て困ることがないよう、小学校から大学までの各段階に応じ、知っておくべき労働及び社会保険に関する基礎知識を伝えるため、出前による授業を行っています。

詳しくは「学校教育への協力」のページをご覧ください。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
  • SDGs 4 質の高い教育をみんなに
  • SDGs 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • SDGs 11 住み続けられるまちづくりを

06成年後見活動

「成年後見制度」は、認知症や知的障害、精神障害の方々が安心して暮らせるように、後見人等がご本人の財産や生活を支援・保護する制度です。社労士は、社会保障制度に関する専門性を活かし、介護保険・医療保険の手続きを通じて安心を支えています。現在17都道府県(※)で一般社団法人社労士成年後見センターを設立し、地域に寄り添った活動・支援を行っています。
※2021年3月31日時点

詳しくは「成年後見制度」のページをご覧ください。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を

07社会保障政策の技術支援(海外)

社労士制度は持続可能な労働社会保険制度の実効性を担保するためにも、世界に必要とされる普遍的な役割を持っていると考えます。国際労働機関(ILO)、国際協力機構(JICA)等の国際機関や各国の大使館といった関係機関と連携して社労士制度の役割を紹介し、インドネシア等、海外に向けて導入支援を行っています。また、外国人材の受け入れ支援に関しても、外国人材の採用・定着に向けた支援も行っております。これらの活動を活性化するためにも、2020年3月にはILOとMOCを締結し、同年4月には国際社会保障協会(ISSA)に準会員として加盟する等、国際機関との連携も強化しております。

詳しくは「国際関連事業」のページをご覧ください。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
  • SDGs 10 人や国の不平等をなくそう

08社労士診断認証制度

社労士は、労働社会保険諸法令の遵守とその円滑な事務の推進や、労務管理全般、さらには従業員の皆さんが働きやすい職場環境づくりを目指して業務を行っています。「社労士診断認証制度」は、労働社会保険諸法令の遵守や職場環境の改善に積極的に取り組み、企業経営の健全化を進める企業を社労士が診断・認証する制度です。認証された安心企業の情報や信頼性を高める情報をワンストップで掲載しています。

詳しくは「社労士診断認証制度」のWEBサイトよりご覧ください。

  • SDGs 1 貧困をなくそう
  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
  • SDGs 8 働きがいも経済成長も

09労働条件審査

「労働条件審査」は、一般競争入札等により国又は地方自治体が行う公共事業の委託を受けた企業について、労働基準法等の労働社会保険諸法令に基づく規程類・帳簿書類の整備状況を確認するとともに、その規程類・帳簿書類の内容のとおりの労働条件が確保されているかを確認するものです。働きやすい職場づくりに力を入れることは、企業の従業員の皆様が安心していきいきと働くことができるようになり、公共サービスの質を向上させることが期待できます。

詳しくは「公契約における労働条件審査」のページをご覧ください。

  • SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
  • SDGs 8 働きがいも経済成長も
  • SDGs 11 住み続けられるまちづくりを

連合会では、グローバル化の流れを受けて、繁栄した国際社会の構築に貢献することは「社労士制度の発展」延いては「人を大切にする社会」の実現に繋がる大きな意義であることから、2018年4月1日「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。

国連が提唱する人権、労働、環境および腐敗防止の4分野からなる10の原則に賛同します。

グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンホームページ